世界有数の牧羊犬として有名なボーダーコリーは、
とても頭のいい犬としても知られています。
ボーダーコリーはどのような性格なのでしょうか。
ボーダーコリーは、牧羊犬としての本能から、
警戒心が強く神経質な一面があります。
そして、優れた洞察力や判断力を持ち合わせているため、
相手の顔色を見るのがほかの犬種に比べ得意です。
たとえば、ボーダーコリーが飼い主や家族などを
自分より下であるとみなしてしまった場合、
自分がリーダーであるという意識をとても強く持つといわれています。
そのため、しつけの段階で、上下関係や序列をしっかりと教え込まなければ、
人間に対して優位な態度を取るような
ボーダーコリーに育ってしまう可能性もあります。
特に、ボーダーコリーはもともと、動いている人や物などを追いかける性質や、
吠える性質を持ち合わせている上、運動量もとても多い活発な犬ですから、
飼い主の言うことを聞かないからと、持て余してしまい、
面倒を見きれずに手放してしまうというケースも多く見られます。
ただし、このようなケースは、
ボーダーコリーの性格をしっかりと見きわめることができずに、
上手にしつけができなかった失敗例ともいえますから、
必ずしもボーダーコリーが飼い主に手を焼かせるというわけではありません。
むしろ、ボーダーコリーは賢い犬ですから、
一度、上下関係や序列、してはいけないことなどをしっかりと教え込むと、
飼い主に従順で、とてもいいパートナーになります。
ボーダーコリー
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン
ボーダーコリーは、19世紀に誕生した、イギリス原産の牧羊犬です。
ボーダーコリーは、放牧されているたくさんの羊を追い、
統率することができるように、ほかの犬種に比べて
けた違いといえるほどのスタミナがあり、動きもとても機敏です。
また、ボーダーコリーは、牧羊犬にふさわしい、
しっかりとした骨格を持ち、がっしりとした体型をしています。
ボーダーコリーは、体高よりも体長のほうがやや長いのが特徴で、
成犬のボーダーコリーの
オスは体重が14〜20kg、体高が51〜58cm、
メスは体重が14〜20kg、体高が46〜53cm
くらいに成長するといわれています。
ボーダーコリーは、数十頭から時には数百頭もの羊を誘導し、
統率する能力を備えていますから、
とても賢く、そして警戒心も強いといわれています。
ボーダーコリーは、しっかりとしつけて、飼い主や家族との上下関係を理解させると、
飼い主に従順で、よいパートナーとなりますが、
それがうまくいかない場合には、自分が上と思い込み、
かなり強い自己主張を見せる一面も持ち合わせています。
また、ボーダーコリーは、ほかの犬種以上に、運動量を必要としますから、
毎日たくさん散歩させ、遊んであげる必要があります。
また、ボーダーコリーは、ほかの犬種に比べると、遺伝性疾患が多く、
その中には現在治療法が確立されていない病気もあります。
そのため、ボーダーコリーを飼う場合には、
血統をしっかりと確認する必要があります。
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
ボーダーコリーは、ペットとして飼われるだけではなく、
優秀な牧羊犬としても、とても人気がある犬種です。
日本では牧羊犬としてのボーダーコリーはあまりなじみがありませんが、
ニュージーランドをはじめ、オーストラリアやスコットランド、
イギリスやアメリカなど、牧羊が盛んな地域では、
現在も牧羊犬として活躍しています。
牧羊犬の中でも、ボーダーコリーはとても人気があり、
もっとも牧羊犬として、飼育されている犬種であるといわれています。
日本では、ドッグスポーツと言えばフリスビーが有名ですが、
海外では、シープドッグトライアルと呼ばれる、牧羊犬としての適性を競う競技や、
フライボールやセントハードルレースと呼ばれる競技などもとても人気があります。
ボーダーコリーは、運動神経がとてもよく、賢いことから、
このようなドッグスポーツのパートナーとして、活躍しています。
また、日本では、盲導犬はラブラドールレトリバーが主流ですが、
海外では、盲導犬として活躍しているボーダーコリーもいます。
また、賢いボーダーコリーは、海外では介助犬としても活躍していますが、
日本でも最近は少しではありますが、
ボーダーコリーを介助犬としてトレーニングしているという施設も増えています。
そのほか、海外では、麻薬などの探索犬として
活躍するボーダーコリーの姿も見ることができます。
このように、ボーダーコリーは、単なるペットとして飼われるだけの犬ではなく、
たくさんの活躍の場を持っている犬種であるといえます。
ボストンテリア
ビーグル
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー
ボーダーコリーの起源をたどると、
一説では、その歴史は8世紀までさかのぼるといわれています。
ところが、ボーダーコリーという犬種の基準が設定されたのは、
1906年のことで、推定される起源からはだいぶあとのことになります。
1876年に、イギリスでシープドッグトライアルと呼ばれる
牧羊犬の競技大会が初めて開催され、
ここで、活躍を見せた犬がボーダーコリーの原型であったといわれています。
そして、1906年にインターナショナルシープドッグソサエティという
団体が設立され、牧羊犬の競技大会が盛んに行われるようになり、
ボーダーコリーの活躍が注目されるようになりました。
そして、1915年に初めて、ボーダーコリーと名づけられますが、
名前の由来は、ボーダーコリーがイギリスとスコットランドの国境でもある、
ボーダー地方に生息していたことから名づけられたといわれています。
その後、ボーダーコリーは牧羊犬としての能力の高さが評判を呼び、
アメリカなど、牧羊が盛んな国へとわたることになります。
そして、優秀な牧羊犬としての評価が高まり、
ボーダーコリーの名前は次第に知れ渡るようになりますが、
当時から盛んに開催されていた、能力よりも容姿を重視する
ドッグショーに出場する犬種にはなかなか公認されなかったといわれています。
一方、シープドッグトライアルをはじめ、
フライングディスクやアジリティなどの競技大会でボーダーコリーは大活躍を見せ、
牧羊犬としてだけでなく、ペットとしても飼われるようになりました。
ヨークシャーテリア
マルチーズ
シーズー
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ジャックラッセルテリア